MENU

IBJとTMSの違いを徹底比較|会員数のカラクリと選び方【2026年版】

BJとTMSの違いを比較したサムネイル。IBJは単独約10.9万人、TMSは提携約8.4万人・関西に強いことを分かりやすく紹介。

結婚相談所を探していると必ず目にする「IBJ加盟店」と「TMS加盟店」。どちらも日本最大級をうたっていますが、この2つは仕組みも会員数の数え方もまったく別物です。

この記事では、結婚相談所の二大連盟であるIBJ(日本結婚相談所連盟)とTMS(全国結婚相談事業者連盟)の違いを、公表データをもとに4つの軸で比較します。最後に、入会前の無料相談で必ず確認すべきポイントもまとめました。

目次

結論:IBJとTMSの違い早見表

まず全体像です。細かい説明の前に、この表だけ押さえれば両者の性格の違いが掴めます。

IBJTMS
正式名称日本結婚相談所連盟全国結婚相談事業者連盟
運営会社株式会社IBJ(東証プライム上場)株式会社TMS(本社:大阪)
登録会員数約10.9万人(単独)約4.6万人(単独)/約8.4万人(提携込み)
加盟相談所数約4,000社超約1,300店
他ネットワークとの接続なし(独立路線)SCRUM・コネクトシップと相互接続
成婚料の相場20〜22万円がほぼ標準相談所ごとに幅がある
地域の強み全国(特に首都圏)関西圏に強い
直営サービスIBJメンバーズ、ツヴァイ、オーネットなどフィオーレ、婚活パーティーのエクシオ

会員数・加盟店数は2025〜2026年の各社公表値。詳細な時点は本文中に記載

ひとことで言えば、IBJは「単独で業界最大のネットワーク」、TMSは「他連盟と組んでIBJに対抗する連合の中核」です。この構造の違いが、会員数の数え方から料金まで、すべての違いの根っこになっています。

違い①:会員数の比較と「数字のカラクリ」

結婚相談所選びで最も誤解が多いのが会員数です。IBJは「登録会員数10万人超」、TMSは「会員84,000名以上」と広告していますが、この2つの数字は同じ土俵で比べられません。それぞれの中身を見ていきます。

IBJの会員数は何人?→約10.9万人(単独ネットワークとして業界最大)

IBJの登録会員数は109,712名(2026年6月時点、IBJ公表)。これはIBJ連盟という単一のデータベースに登録された会員数で、他の連盟との合算は含まれていません。全国約4,000社超の加盟相談所すべてでこのデータベースが共有されており、どの加盟店に入会しても同じ10.9万人の中からお相手を探せます。

規模の実績も公表されています。IBJの成婚白書(2024年度版)によると、2024年の成婚組数は過去最多の16,398組。これは日本の婚姻件数約50万組の約3.3%、30組に1組がIBJ経由という計算になります。さらに2025年の1年間では19,112名が成婚退会しています(IBJ公式データ)。

TMSの会員数は何人?→単体約4.6万人、提携込みで約8.4万人

一方、TMSが公称する84,000名超の内訳は次のとおりです(2025年6月時点、TMS公式サイトの注記より)。

  • TMS単体の会員:46,431名
  • SCRUM登録会員:66,625名(※TMS会員を含む)
  • コネクトシップ有効会員:25,549名
  • → 重複7,422名を除いた合算:約84,000名

SCRUM(スクラム)とは、TMSと日本仲人連盟(NNR)が中心となって作った連盟間の相互乗り入れシステムです。さらにSCRUMはコネクトシップ(パートナーエージェントを運営するタメニー社の相互紹介プラットフォーム)とも接続しています。つまりTMS加盟店に入会すると、TMS会員だけでなく、提携ネットワーク全体の会員にお見合いを申し込める仕組みです。

ここは誤解のないように補足すると、合算表記自体は嘘ではありません。実際に提携先の会員と出会えるからです。ただし「単独10.9万人のIBJ」と「合算8.4万人のTMS連合」という構造の違いは、入会前に知っておくべきポイントです。提携経由の紹介は、相談所によって申込可能数などの条件が異なる場合があるため、無料相談の際に「提携先の会員にはどこまで申し込めるか」を確認しておくと安心です。

違い②:料金体系(特に成婚料)

IBJもTMSも、料金を決めるのは連盟ではなく各加盟店です。ただし相場の傾向にははっきり違いが出ます。

IBJ系:成婚料20〜22万円がほぼ標準

IBJ加盟店は、初期費用10〜20万円前後、月会費1〜1.7万円前後、そして成婚料20〜22万円という価格帯が事実上の標準になっています。成婚料が高い分、相談所側は「成婚させてはじめて大きな売上になる」ため、成婚まで伴走するインセンティブが働きやすい料金設計です。

TMS系:相談所ごとの裁量が大きい

TMS加盟店は料金の自由度が高く、価格帯に幅があります。参考として、TMS直営の結婚相談所フィオーレのフレキシブルコースは、入会金66,000円+月会費7,700円+お見合い料1回11,000円という構成です(2025年時点の公表プラン例)。月会費を抑えてお見合いの都度払いにするタイプなど、IBJ標準とは異なる設計の相談所を見つけやすいのがTMS系の特徴です。

比較は「1年間の総額」で

総額で比較する場合は「初期費用+月会費×12ヶ月+成婚料+お見合い料」で1年間の想定額を出すのがおすすめです。簡単な試算をしてみます。

  • IBJ標準型の例:初期費用15万円+月会費1.5万円×12ヶ月+成婚料22万円=約55万円(お見合い料は無料の相談所が多い)
  • TMS都度払い型の例:入会金6.6万円+月会費7,700円×12ヶ月+お見合い料1.1万円×月2回×12ヶ月=約42万円+成婚料

月会費が安く見えても、お見合い料が都度かかるプランでは活動量によって総額が逆転することがあります。自分の活動ペースを想定して計算してみてください。

違い③:会員層と地域性

IBJ:首都圏に厚く、年収高めの会員層

IBJは東京・首都圏の会員層が厚く、業界内でも会員の年収水準が高めと言われる連盟です。成婚白書(2024年度版)でも、IBJ加盟相談所全体で年収600万円以上の男性が約半数を占めると記載されています(2025年1月時点)。

年齢層のデータも公開されています。2025年にIBJで成婚した19,112名の代表的な成婚者像は男性35歳・女性33歳で、在籍期間の中央値は男性約9.2ヶ月・女性約7.6ヶ月。つまりIBJのボリュームゾーンは30代前半〜半ばで、1年以内の成婚を目指す層が中心です(IBJ公式データ)。さらに2025年版の成婚白書では、成婚年齢のピーク(最頻値)は女性30歳・男性34歳と発表されており、20代の入会者も過去5年で女性約1.9倍・男性約3.4倍に増加しています。20代〜30代で「早く決めたい」人ほどIBJの会員層と噛み合いやすいと言えます。

TMS:関西発祥、地域密着型の相談所が多い

TMSは1985年創業・大阪本社の老舗で、関西圏の会員基盤に強みがあります。加盟しているのは地域密着型の相談所や個人の仲人が多く、「地元で相手を探したい」「対面でじっくり相談したい」というニーズと相性が良い連盟です。

なお、結婚相談所の成婚のしやすさには地域差があります。IBJの成婚白書では都道府県別のデータも公開されており、都市部では男性余り・地方では女性の流出という人口動態がお見合いの成立しやすさに影響します。お住まいの地域でどちらの連盟の会員が多いかは、無料相談で「自分の希望条件だと何人くらい対象がいるか」を検索してもらうのが最も確実です。

違い④:システムとサポートの仕組み

  • IBJ:自社開発のお見合いシステムが強み。アプリ感覚でプロフィール検索からお見合い申込、日程調整までオンラインで完結します。会員数が多いぶんシステム開発への投資も大きく、使いやすさには定評があります。
  • TMS:AIマッチングシステムを導入しており、価値観アンケート(約137項目)をもとにAIが相性の良い相手を定期紹介してくれます。また「TMSスクール」という会員向けの婚活力アップセミナー・自己分析ツールを連盟として提供しているのも特徴です。

サポートの「質」を測る参考データとして、IBJ成婚白書(2024年度版)には成婚者の行動量が公開されています。成婚者は年代を問わず10〜14回のお見合いを実施し、そのうち4〜6人と交際、お見合いから交際への移行率は約40%。一方、成婚せず退会した人は交際移行率が10ポイント以上低いという結果です。つまりどちらの連盟を選ぶにせよ、「お見合いを一定数組めるだけの母数」と「交際につなげるサポート」の両方が揃う相談所を選ぶことが成婚への近道です。

婚活で選ぶならどっち?タイプ別の結論

IBJが向いている人

  • とにかく多くの会員の中から探したい(単独10.9万人は業界最大)
  • 首都圏・都市部で活動する
  • 年収や学歴などの条件を重視して探したい
  • 成婚料を払ってでも、成婚まで本気で伴走してほしい

TMSが向いている人

  • 関西圏で活動する
  • 初期費用や月会費をなるべく抑えたい
  • 地域密着の仲人に対面でじっくり相談したい
  • AIからの定期紹介など、受け身でも出会いが届く仕組みがほしい

もうひとつ、意外と知られていない選択肢が「両方に加盟している相談所」です。IBJとTMSの両連盟に加盟する相談所に入会すれば、合計15万人超の会員を対象にお相手探しができます。その分料金は高くなる傾向がありますが、地方在住で母数を最大化したい方には有力な選択肢です。

入会前に無料相談で確認すべき3つのこと

連盟の違いを理解したら、あとは実際の相談所選びです。どちらの連盟でも、無料相談の場で次の3点を確認すれば失敗をほぼ防げます。

  1. 自分の希望条件で対象が何人いるか、その場で検索してもらう
    「会員数10万人」より大事なのは、あなたの年齢・地域・希望条件で実際にマッチする人数です。IBJ・TMSどちらの加盟店でも、無料相談でシステム上の検索を見せてもらえます。ここを見せてくれない相談所は候補から外して構いません。
  2. (TMS系の場合)提携先の会員にどこまで申し込めるか
    SCRUM・コネクトシップ経由の申込は、相談所によって月あたりの申込可能数や条件が異なることがあります。「8.4万人」のうち実際に自分がアプローチできる範囲を確認しましょう。
  3. 「成婚」の定義と成婚料が発生するタイミング
    婚約時点なのか、真剣交際成立時点なのかは相談所ごとに異なります。成婚料の金額だけでなく「いつ・何をもって発生するか」を契約前に必ず書面で確認してください。

よくある質問

IBJとTMSはどちらが会員数が多いですか?

単独のネットワークではIBJが約10.9万人(2026年6月時点)で最大です。TMSは単体約4.6万人ですが、SCRUM・コネクトシップとの提携を合算すると約8.4万人(2025年6月時点)になります。

IBJとTMSの会員は相互にお見合いできますか?

できません。IBJは他ネットワークと接続しない独立路線のため、IBJ会員とTMS会員が出会うには、両方の連盟に加盟している相談所に入会する必要があります。

IBJとTMSではプロフィールは共通ですか?

共通ではありません。IBJとTMSはそれぞれ別のシステム・データベースを使っており、プロフィールも別々に登録します。両方に加盟している相談所に入会した場合は、2つのシステムそれぞれにプロフィールを作成して活動することになります。

両方加盟している結婚相談所を選ぶメリットは?

IBJ約10.9万人+TMS提携網約8.4万人の両方にアプローチでき、対象母数を業界最大化できることです。特に地方在住で近隣の会員数が限られる方に有効です。デメリットは、料金が単独加盟の相談所より高くなりやすい点と、2つのシステムを併用する手間がある点です。

成婚率はどちらが高いですか?

単純比較はできません。「成婚」の定義(婚約時点か、真剣交際成立か)や成婚率の計算式(分母を全会員にするか退会者にするか)が連盟・相談所ごとに異なるためです。数字を見るときは必ず計算方法をセットで確認してください。

料金が安いのはどちらですか?

傾向としてはTMS系のほうが初期費用・月会費を抑えた相談所を見つけやすいです。ただし料金は連盟ではなく各相談所が決めるため、同じ連盟内でも差があります。1年間の総額(初期費用+月会費12ヶ月+成婚料+お見合い料)で比較しましょう。

地方在住の場合はどちらがおすすめですか?

お住まいの地域の会員数によります。関西ならTMSの基盤が厚く、首都圏ならIBJが有利です。迷う場合は、IBJ・TMS両方に加盟している相談所を選ぶと対象会員を最大化できます。

まとめ:構造の違いを知れば選び方は簡単

IBJとTMSの違いは、突き詰めれば「単独最大のIBJ」対「提携連合のTMS」という構造の違いです。

  • 会員数はIBJ約10.9万人(単独)、TMS約8.4万人(提携込み・単体は約4.6万人)
  • 料金はIBJが成婚料20〜22万円の標準型、TMSは相談所ごとの自由度が高い
  • 地域はIBJが首都圏、TMSが関西に強い
  • IBJの成婚者像は男性35歳・女性33歳、在籍1年以内の成婚が中心(成婚白書)

数字の見た目だけで選ばず、「自分の地域・条件で実際に何人と出会えるか」を無料相談で検索してもらうのが、後悔しない選び方です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次