「同棲を始める前に、親へ挨拶はしたほうがいい?」「何を話せばいいのか分からない」「挨拶に行ったら怒られたらどうしよう」。同棲を考え始めたカップルにとって、相手の親への挨拶は大きな関門です。
同棲は法律上の手続きが必要なものではないため、挨拶は必須ではありません。ただ、結婚を考えているなら、早い段階で親の理解を得ておくことで、その後の関係がずっとスムーズになります。この記事では、同棲前の挨拶の必要性から、タイミング、服装、当日の流れ、伝えるべきこと、反対されたときの対応までをまとめました。
同棲前の挨拶は必要?
同棲の挨拶は義務ではありませんが、次のような理由から、できるだけしておくことをおすすめします。
- 親を安心させられる:どんな相手と、どこで暮らすのかが分かるだけで、親の不安は大きく減る
- 後のトラブルを防げる:同棲を後から知った親が不信感を持ち、結婚の挨拶のときに関係がこじれることがある
- 緊急時の連絡がしやすい:病気やけがのときに、親とパートナーが連絡を取り合える
- 結婚への流れがスムーズになる:結婚を前提にした同棲なら、親との関係づくりの第一歩になる
特に、実家暮らしから同棲を始める場合や、結婚を前提にしている場合は、挨拶をしておくほうが安心です。
同棲の挨拶はいつする?タイミングの目安
挨拶は、物件を契約する前、遅くとも引っ越しの前に済ませておくのが理想です。
- まず自分の親に話す:同棲を考えていること、相手のことを、自分の口から先に伝えておく
- 相手の親への挨拶の日程を決める:自分の親を通じて、または相手から都合を聞いてもらう
- 物件探し・契約:親の理解を得てから進めると、保証人や初期費用の相談もしやすい
- 引っ越し後に報告:新居の住所や連絡先を伝える
物件の契約後に事後報告になると、「勝手に決めた」と受け取られやすくなります。順番を大切にしましょう。
同棲の挨拶の服装
結婚の挨拶ほどかしこまる必要はありませんが、清潔感のある、きちんとした服装を選びましょう。
| 服装の目安 | 避けたいもの | |
|---|---|---|
| 男性 | 襟付きのシャツにジャケット、チノパンやスラックス | ジーンズ、Tシャツ、サンダル、派手な柄 |
| 女性 | 落ち着いた色のワンピースや、ブラウスにスカート | 露出の多い服、派手なネイルやアクセサリー |
迷ったら、事前に相手に「ご両親はどんな雰囲気か」を聞いておくと安心です。相手の家で上がる場合は、靴下やストッキングの汚れにも気をつけましょう。
同棲の挨拶の流れ
- 訪問・あいさつ:約束の時間ちょうどか数分後に訪問。玄関で簡単にあいさつと自己紹介
- 手土産を渡す:部屋に通されてから、紙袋から出して渡す
- 歓談:自己紹介や仕事、趣味などの話で場をなごませる
- 本題を伝える:同棲したいこと、その理由と今後の考えを伝える
- お礼を伝えて退出:長居はせず、1〜2時間程度を目安に。帰宅後にお礼の連絡を
手土産の選び方
手土産は、3,000円前後を目安に、日持ちのするお菓子などが無難です。相手の親の好みを事前に聞いておくと喜ばれます。自分の住んでいる地域の名物を選ぶと、話のきっかけにもなります。
同棲の挨拶で伝えるべきこと
親が一番知りたいのは、「なぜ同棲するのか」「この先どう考えているのか」です。次のポイントを整理して、ふたりで話す内容をすり合わせておきましょう。
- 同棲する理由:結婚を前提に、一緒に生活してお互いを知りたい、など
- 結婚についての考え:結婚を考えているか、考えているならいつ頃か
- 住む場所:どのあたりに住むか、実家との距離
- お金の分担:家賃や生活費をどう分担するか
- 仕事のこと:お互いの仕事や、生活が成り立つ見通し
「結婚を前提に」と伝える場合は、具体的な時期の目安まで話せると、親の安心感が大きく変わります。決まっていない場合も、「〇年以内には」など、ふたりの考えを正直に伝えましょう。
同棲の挨拶で怒られた・反対されたときは
親によっては、「結婚前に同棲するのはけじめがない」と考えて反対することもあります。挨拶で反対されたり、怒られたりしたときは、次のように対応しましょう。
その場で言い返さない
反論したくなる気持ちは分かりますが、その場で言い争うと関係がこじれます。まずは親の意見を最後まで聞き、心配してくれていることに感謝を伝えましょう。
反対の理由を確認する
「結婚前の同棲そのものに反対」なのか、「相手のことがまだよく分からない」のか、「お金や仕事が心配」なのかによって、対応は変わります。反対の理由が分かれば、何を説明すればいいかが見えてきます。
時間をかけて理解してもらう
一度で理解を得られなくても、何度か顔を合わせて人柄を知ってもらう、結婚の時期を具体的にする、といった積み重ねで、考えが変わることも少なくありません。焦らず、誠意を持って向き合いましょう。
同棲の挨拶に関するよくある質問
まとめ
同棲前の挨拶は義務ではありませんが、親を安心させ、結婚までの関係をスムーズにするための大切なステップです。
- 挨拶は物件の契約前、遅くとも引っ越し前に
- 服装は清潔感のある、きちんとしたもので
- 同棲の理由と、結婚についての考えを正直に伝える
- 反対されても、その場で言い返さず、時間をかけて理解してもらう
ふたりで伝える内容をすり合わせてから、誠意を持って挨拶に臨みましょう。




